箱根駅伝予選会応援のご報告

 

第102回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会が10月18日(土)に立川市・昭和記念公園を舞台に行われ、体育会陸上競技部長距離ブロックの学生諸君が力強い走りを見せた。結果として本戦出場にはあと一歩届かなかったものの、チーム全体として成長を示す内容となった。
会場には、昨年を上回る多くの学生・卒業生が応援に駆けつけ、ランナーたちの背中を力強く押した。沿道では大きな声援と拍手が絶えず、選手たちも「声援が力になった」と口をそろえた。

 

チーム全体のタイムは昨年を20分以上も上回る好記録をマーク。個々のパフォーマンスも安定しており、自己ベストを記録する選手が6名出るなど、コンディション面の充実がうかがえた。しかし、他大学のレベルも全体的に上がっていたことから、総合順位は昨年よりもわずかに下げる結果に。それでも選手たちの表情は下を向くことなく、次への手応えを強く感じさせるものだった。

 

特筆すべきは、今年加入した有力な1年生ランナーたちの存在だ。3名が自己ベストでフィニッシュし、チームの得点源として大きく貢献。彼らの活躍は、明治学院大学の未来に明るい兆しをもたらした。経験を積めばさらに伸びる選手ばかり。来年以降に大きな期待が持てそうだ。

 

伝統校としての意地と、若い力が融合しつつある明治学院大学。惜しくも本戦出場は逃したものの「Road to HAKONE 2028」へと確かな前進を印象づけるレースとなった。