会員投稿

2022 年9 月吉日

 

会員投稿

 

私、68C 入学、1972年の卒業です。元々は三重県出身で上京してのキャンパス生活でしたが、今は(10年位前から)東京に妻と二人で住んでいます。

地元(三重県)にはコロナで2年以上行くこともなかったのですが、昨年末から所用にて毎月1回は東京―三重を往復しています。新幹線か車での往復で三重県では桑名〜四日市〜鈴鹿〜亀山〜津を走り周っていますが、その車中からの感想です、

⒈ 新東名高速道路の通行量が開通当時に比べて多くなった。

⒉ 中古販売店(ブックオフの様な店)が、幹線道路沿いに多くなり家具のアウトレット等も目にします。

⒊ ソーラーパネルが休耕田畑のあちこちに随分と構築された。

⒋ 軽自動車が随分カラフルに赤、グリーン、オレンジ等やツートンカラーに眼を奪われましたが、普通車は今も変わらず白、黒、グレーのオンパレード・・・・。

又、80歳以上と思われる高齢者が元気よく運転しているのにも眼を奪われました。

高齢者運転の危険性、免許証自主返納等も言われていますが、街から車で15分も離れるとコンビニもない、食料品を買う店がなくなった、バスもない(あっても2〜3時間に1本があるかないか)で車がないと高齢者には生存の問題にもなる現実。

先日「高齢者講習」も受講しましたが、50歳台との動体視力、夜間視力、水平視野等の能力低下の再確認や運転の慣れの修正等で安全運転にプラスになったと思います。

⒌ 亀山駅前再開発で15階建ビル(公共、商業、住居)が完成、桑名駅では約50年ぶりのリニューアル、四日市では中心市街地再開発等で動いているのも目の当たりにしますが、東京のスピードの違いも実感させられます。

⒍ 高速道路を走る自動車に例えると、東京は時速100㎞で走っているとすると桑名市は四日市市は、鈴鹿市は、亀山市は、津市は時速何km で走っているのだろうか・・・?

ビジネスにおいても50年前は日本国内だけで如何に早く走れるかがポイントであったのが、今は世界で如何に早く走れるかだとは誰もが理解していると思いますが、東京は時速100km とすればニューヨークは、ロンドンは、パリは、上海は、シンガポールは・・・何km で走っているのだろうか?と、車窓から景色を眺めながら思いました。

◎ 最近読んで非常に面白かった本です。(同族会社に就職する後輩の皆様には特に参考になると思います

 

「トヨトミの野望」小説・巨大自動車企業 梶山三郎(著)小学館文庫 2019 年

「トヨトミの逆襲」        同上              2021 年

 

(追記)著者の梶山三郎は覆面作家で、本名は不明です。 

 

ヘボン経済人会 会員    柏原 明

 

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(投稿先)kasiwara@jcom.zaq.ne.jp 柏原 宛